【おすすめ絵本】1歳10ヶ月のお気に入り!『三匹のやぎのがらがらどん』と『もこもこもこ』
夜眠る前に絵本を読んでます。
前は私が3冊くらい適当に選んで読んでたんですが、最近絵本ラックを買ってから自分で読んで欲しい本を持ってくるようになりました。
これから子供にどんな絵本を買ってあげようかと悩んでいるママさんたちの参考に少しでもなればと思い、自宅にある絵本を少しずつ紹介していこうと思います。
今日は娘が毎晩のように持ってくる二冊を紹介します。
三匹のやぎのがらがらどん
小、中、大の大きさの三匹のやぎが橋の下に住むトロルと知恵比べ&力技で対決し、橋を渡るお話。
チームプレー大事だよって教訓だったり、
より大きいやぎを食べようと欲をかいたトロルに対しての戒めみたいなところもありますが、大人になってから読み返すと
ラストが衝撃。
私も小さい頃大好きで読んでいたんですけど、このラストは覚えてなかった・・・。
マーシャブラウンさんの絵が本当に独特で表紙めくったイラストから懐かしさがこみあげてくる。
このページ懐かしいー!
娘、大きいやぎがトロル返り討ちにするところで飽きちゃうんですけどね、
やぎが橋を渡る時の擬音を強調して読むと面白いのか、一緒になってかたことかたこと呟いて喜んでいます。
もこもこもこ
無の世界から始まる独特の世界観。
ラストは最初のページとつながっていて、この物語が永遠に繰り返されることを予感させます。
谷川俊太郎さんのあっさりとしながらも的確な擬音と、元永定正さんの鮮やかな色遣いが不思議な魅力を織り成す一冊。
もう、展開がミステリアス。
ミステリアスすぎで、本屋さんでこれを立ち読みしてたよそのパパさんが、
「え?この意味不明な絵本高すぎじゃねえ?」
と思わず零していました。
確かに私も初めて読んだときは拍子抜けする感覚があった。でも、何度か読んでいるうちにこの絵本の魅力に気づいたんですよねー。
楽しむコツとしては、この絵本に意味を求めないこと。
大人になると物語に何かまとまった起承転結みたいなものを期待しちゃうんですけど、そういうのなくても楽しめるよーっていうのを思い出させてくれた絵本です。
そういう柔軟さ、大事だなって気づいたよ。
もこもこは擬音語しかない絵本だからか、娘も最初から最後まですっかり内容を覚えていて、飽きずに声に出して読んでます。
お気に入りすぎてばりっと破れてしまい、補修して読んでいます。
一見タイプの違う2冊の絵本を紹介しましたが、どちらにも共通するのは「擬音」がパターンとして組み込まれていること。
やっぱり子供にはオノマトペって入って行きやすいのねー。
成長に合わせて色んな本が読めるようになると思いますが、娘には沢山の本に触れて欲しいです。
余談ですが、
夫が休みの日の夜に絵本読み聞かせをすると高確率で娘より先に夫がいびきをかいています。
その度に脳裏にちらつくマーチン。
三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
- 作者: マーシャ・ブラウン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1965/07/01
- メディア: 大型本
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- 作者: 谷川俊太郎,元永定正
- 出版社/メーカー: 文研出版
- 発売日: 1977/04/25
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